昔は学校で、猿人→原人→旧人→新人というように進化したと習った方も多いと思う。私もこのように教えてもらい、理解して覚えていた。非常に単純で、わかりやすい。しかし、事実はもっと複雑なようだ。
2010年代に世界各地で出版された(日本では2016年)ユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史』ではこの単線的理解は否定され、原人や旧人は進化の途中の存在ではなく、サピエンス(新人)によって滅ぼされた存在だとしている。猿人は約200万年前に絶滅したが、10万年前には原人の生き残り・旧人・新人が世界各地に分かれて同時に生きていたという。そして、新人が他の人類グループを絶滅させて唯一生き残ったとハラリ氏は主張している。
『サピエンス全史』が出版されたのは日本で10年前。この分野の研究はさらに進んでいるかもしれない。

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